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リオメダリスト辻沙絵(重本沙絵)選手の言葉

 

こんばんは、Goroです。

 

前回、ベテラン2人のパラアスリート(国枝慎吾山本篤)の言葉を紹介させていただきましたが、今回は、僕に最も影響を与えてくれた、若手のパラアスリートの言葉を紹介させていただきます。

 

障害がありながらも、それを受け入れた上で、何かしらの工夫をしてスポーツを行っている、そんな障害を感じさせないパラアスリートの言葉には、自分の今ある最大の力を活かしていくこと・前向きに生きることの大切さを痛感させられることが多いと思います。

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重本沙絵(旧姓:辻沙絵)(陸上)

 

「  最初から諦めるのではなく、何でもやってごらん

   挑戦してみて学ぶことはたくさんあるから 」

 

この言葉は、教師になるという夢も持っている重本さんが、障害のある子供たちに伝えている言葉です。

いろいろなことを乗り越えて、リオパラリンピックでは、メダルまで獲得してきた重本さんから発せられる言葉だけに、この言葉の重み・説得力があります。

 

そして、この言葉は、障害者、健常者という枠を越えて、誰にでも共通する言葉だと思います。

実際、僕が病気になってから、最初に心を大きく動かしてくれた言葉がこれでした。そして、2年半前に、当時の辻さんと出会った事により、僕の止まっていた「時」が、少しずつ動き始めました。

僕がパラアスリートに興味を持つようになったきっかけも、この重本さんの存在が大きいです。

 

重本沙絵選手とはどんな人?

 

重本沙絵選手ですが、既に知っている方も多いのではないでしょうか?

リオでメダルを獲得した際には、かなりメディアにも取り上げられていましたし、その年の「NHK紅白歌合戦」の審査員にも選ばれていました。

 

重本さんは、右腕のひじから先がない、先天性の前腕欠損があります。しかし、小学生の頃から、健常者と混じってハンドボールをしてきました

そして、高校では、女子ハンドボールの強豪校、茨城県立水海道第二高等学校に進学し、レギュラーとして、高校総体でベスト8、国体にも出場するなどの活躍をしています。

さらに、高校卒業後には、スポーツ推薦で日本体育大学に入学しているのです。

 

重本さんの当時のハンドボールの映像を見ると、ホントにビックリしますよ!障害を感じさせないどころか、あのバネのあるジャンプ力に機敏性、僕が好きになった理由の一つです。

 

そんな重本さんですが、日体大で実施されたパラリンピック選手発掘プロジェクトの1人として、白羽の矢が立ち、ハンドボールからパラ陸上へと転向しました。

大好きなハンドボール(しかも、レギュラーをとる実力があるわけです)を辞める決心がつかず、最初は兼部という形をとっていました。

 

こういった経緯があるからこそ、リオパラリンピック「陸上女子400m(切断などT47)」で銅メダルを獲得した際の、直後のインタビューでの言葉、

「たくさんのものを犠牲にして、いろいろ辛い練習も乗り越えてきて、やっとつかんだものだと思うので、すごく嬉しいです。」

 

この言葉が、かなり感動します。今、久しぶりに見返してみたら、涙が止まらなくなりました(笑)

このインタビューを見たことが、先ほど言った、僕の「時」を動かすきっかけでした。

 

沙絵選手から受け取ったバトン

 

ここで言う、「犠牲にして」という言葉は、おそらく「大好きだったハンドボールを犠牲にして」ということだと、僕は理解しています。

少し違うかもしれませんが、僕も大好きな野球が、今は出来ません。このインタビューを見た当時は、野球をするという想像すら出来なかったので、その自分と重なってかなり響いたのだと思います。

ちなみに、今は、野球をいつか出来ることは当たり前だ、と想像して行動しているので、当時とは全然違います。

 

そう思わせてくれたのも、ここで紹介した重本さんの「最初から諦めるのではなく、何でもやってごらん」なのです。

 

重本さんの、左手に右腕の先を添えて、ボールを掴む独特のキャッチングを編み出して、ハンドボールの強豪校でレギュラーまで獲ったという事実

 

僕も、最初から諦めず何でもやります!それが、今は車イスでの遍路であり、これがいつか野球に繋がると確信しています。

そもそも、この言葉をもらってから、頑張ってきたから、車イスに乗れるとこまで来たという事実があります!ここまで3年かかりましたが、野球をする日も決して遠くはないはずです!

 

ちなみに、重本さんが僕に与えてくれたもう一つのパワー。

2020年の東京パラリンピックでは、必ず生で応援出来るように、あと1年半でそこまで行けるように、そのモチベーションを与えてくれているのは大きいです。

 

スポーツに限らず、普段の生活の中で、何か言い訳を作って、最初から諦めてしまうことって多いですよね。

 

皆さんも、そんな時は、この言葉を思い出して立ち止まってみてはいかがでしょうか?

 

 

こちらもどうぞ(国枝慎吾山本篤の「言葉」)

 

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