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【東京2020オリンピック】メダル獲得が期待される選手の言葉の力(水谷隼・奥原希望)

 

こんばんは、Goroです。

 

新しい元号が「令和」に決まったということで、この新しい時代の中、もうすぐやってくる2020年の東京オリンピックにおいて、メダル獲得が期待される2人のアスリートの「言葉の力」を本日は紹介したいと思います。

 

どことなく似ている2人(波田陽区横澤夏子にも似ているなんて言われていましたよね笑)、水谷隼選手・奥原希望選手の力となった言葉です。

個人的にかなり好きな2人の選手ですが、特に奥原選手に関しては、僕が一番辛かった時に、たまたま大ケガをしたところからリオオリンピック出場までの特集がやっているのを見て(テレビもほぼ見られなかった時に)、最初に勇気を与えてくれた人でしたので、かなり想い入れがあります。

 

その言葉・生き様から、明日への活力となる何かを感じとっていただけたら嬉しく思います。

 

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水谷隼(卓球)リオデジャネイロオリンピック銀・銅メダル

 

「 プロになる 」

 

ものすごくシンプルな言葉ではありますが、この短い言葉の中に、水谷選手の覚悟があり、この言葉の力によって、水谷選手の今の地位があるわけです。

 

水谷選手と言えば、オリンピックにおいては、日本人初のシングルスでのメダリストであり、全日本卓球選手権シングルスにおいては、前人未到の10回の優勝を果たしているという、言わずとしれた男子卓球界のレジェンドです。

そんな水谷選手ですが、14歳にして、当時低迷していた日本卓球界の期待を一身に背負い、世界最高峰のプロリーグである、ドイツのブンデスリーガに挑戦したわけですが、その際に自分への覚悟をしめす言葉として登場したのが、冒頭の言葉です。

 

弱ければ練習相手も見つからず、言葉や食事にも苦労する中、結果を残せない選手はすぐにクビになる、日本に帰されるというプレッシャーがあったそうです。「もう後戻りできないなと思いました。」と当時を振り返っています。

そんな環境の中、自分は卓球で食べていくしかない。プロになるしかないという自覚を持ったことで、世界観が大きく変わり、今の水谷選手の成績に繋がっているわけです。

 

 

目標の力

 

この一連の流れに対して、心理学者である角山剛さんは、水谷選手が立てた「プロになる」という目標の大切さを語っています。

目標は高い方がいいのか、手に届きそうな方がいいのかということは問題ではなく、重要なのは、目標を立てた本人が、その目標を納得して「受け入れた」ということだと続けています。

 

目標設定というものは、モチベーションを高めるためのものであり、裏を返せば、モチベーションを高めるためには、目標が必要なのです。

それがどんな目標であれ、それを「自分が受け入れることが出来た」のであれば、どんなに難しい目標であっても、その実現のために、強いモチベーションで力を発揮できるわけです。

もちろん、これはスポーツにだけ当てはまるわけではありません。今の僕で言えば、「自転車で日本一周する」という目標を掲げたことで、そしてそれを受け入れることが出来たことで、少しずつ病気も改善されているわけです。

30分座りたいとか、3分歩きたいとか、ただの希望みたいな目標ではダメでしたし、他に大きな目標を立てたものもありましたが、それもダメでした。

やはり、自分が受け入れることが出来た目標こそが、そこに向けたモチベーションを発揮させてくれるということを、身を持って体感しているところです。

皆さんも、病気を治すことで、その後何をやりたいのか?ということを、常に問い続けていただきたいと思います。

 

 

奥原希望(バドミントン)リオデジャネイロオリンピック銅メダル

 

「 つらいときは、試されているとき 」

 

リオデジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得し、一躍有名となり、2017年に行われた世界選手権女子シングルスでは、日本人選手としては初めての優勝を飾り、名実ともにトップ選手となりました。

 

しかし、そんな奥原選手ですが、常にケガとの戦いでした。リオ五輪の出場枠争いが一年後に迫っていた時にも、右膝の半月板を痛め、大手術と休養を余儀なくされている状態でした。

リオを諦め、東京五輪に目標を切り替えようと弱気になっていた時、入院中の奥原選手に差し入れられた一冊の本の中にあったフレーズが、冒頭の言葉です。

 

この言葉が目に飛び込んできて、こんなところで負けたくない!と、負けん気の強さが戻ってきたそうです。僕がいつも言っている「言葉の力」を感じさせる典型的な例だと思います。たった1つの言葉が、人生を変えてしまうこともあるわけです。

入院中の奥原選手の姿を見たことがありますが、あの状態からオリンピックでのメダル獲得まで行けたということは、ホントにすごいことだと思うと同時に、こういった経験があったからこそ、メダルまでたどり着くことが出来たのかもしれません。

 

実際、ケガをしたことで、プレーできることが当たり前ではないと気づき、試合前には「この舞台に立てることを感謝して、思い切り楽しもう」と自分に言い聞かせるようになったそうです。テレビ番組の「キリトルTV」でも、コートに入る前には必ず何か想いを口にしてから入ると言っていました。

 

 

自分の心の声、内なる声を聞く

 

心理学者の角山剛さんは言います、この言葉に出会ったのは、たまたまの偶然ではなく、必然であったと。奥原選手の心の奥底に常日頃から、負けてたまるかという想いがあったからこそ、この言葉が目に留まったわけですね。

つまり、本の中で出会ったこの言葉は、奥原選手自身がそれまでずっと探し求めていた「自分の心の声」とも言えるわけです。苦しい状態の中でも、常に自分と向き合い、困難をどうやって乗り切っていけばいいのかを考え続けていたからこそ、この言葉=自分の内なる声を聞くことができ、勇気づけられたということです。

 

僕にとっても、今は人生で一番つらい時です。でも、だからこそ試されているときでもあり、自分の心の声を聞く、これ以上ないチャンスの時だと思っています。

実際、今まで素通りしていたような言葉や、目に入ってこなかった出来事が自分の目の前に現れることを感じることがたくさんあります。それこそが、自分の内なる声であると思います。そういったものに耳を傾けながら、人として成長していけるのであれば、この病気という経験も悪いものではなかったなと、いつか本気で思える時がくると思います。今でもそういった想いを完全ではないですが持つことは出来ていると思います。

 

スポーツに限らず、辛い・苦しい状況は誰にでも訪れるものだと思います。そんな時、どうすれば逆境を跳ね返すことが出来るのか?諦めることなく、常に自分に問いかけていれば、自分の内なる声が、きっと目の前に「大切な言葉という形で」現れてくれて、背中を押してくれることになるのだと思います。

 

 

 

皆さんも、今日紹介した2人の言葉、その裏にある背景の考え方を参考に、人生を豊かなものにしていっていただけたら嬉しく思います。

 

それでは、ありがとうございました。

 

参考文献:日本テレビ(2018)『POWERフレーズ』世界文化社

 

こちらもどうぞ(入江陵介古川高晴の「言葉の力」)

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