Goroの神社仏閣・御朱印巡り

東海地方の霊場(お遍路)・お寺・御朱印などを紹介していきます。

巡礼・遍路に挑戦してみよう!巡礼地での移動手段の選択肢は?札所の巡り方は?

 

こんにちは、Goroです。

 

先日、こんな人に巡礼や遍路の挑戦をしてほしい、という記事を書かせていただきましたが、それでは、いざ挑戦してみようとなった際、どのように巡っていけばいいのかを紹介していきたいと思います。

 

移動する手段や、札所を巡る順番など、選択肢がいろいろとありますので、それぞれのメリット・デメリットにも触れながら紹介していきます。

 

 

 

巡礼における「移動手段」の選択肢は?

 

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どれくらいの規模(距離)の巡礼地を選ぶのか、また、自分の住む地域で行うのか、遠征するのかなどによっても変わってくるとは思いますが、巡礼を行うための移動手段は、主に「徒歩」・「車」・「バスツアー」の3つに分けることが出来るかと思います。

それでは、それぞれの特徴を順番に見ていきます。

 

 

徒歩による巡礼

 

やはり、基本的には巡礼の一番の醍醐味は「歩き遍路」ということになるでしょう。歩き遍路で一気に「通し」で巡りたいというのが一番の理想だと思います。

特に、四国遍路のような大規模な巡礼地となってくると、歩くことで得られるモノの質が、他の手段とは比較にならないでしょう。何と言っても、達成感を大きく感じることが出来るでしょうし、数々の試練を経験することで、自分探しや自分を見つめ直すきっかけにもなることでしょう。そして、徒歩で巡礼することによって、お接待を受ける数も多くなることが予想されます。そんな中で、感謝や思いやり、人によっては謙虚さなどを感じることができるようになり、人間として成長できる可能性がたくさんあることが最大のメリットではないでしょうか

 

一方、デメリットとなるのは、やはり日数がかかるということではないかと思います。また、体力的に難しい方もいらっしゃると思います。四国遍路に関しては、全てを徒歩で巡るには2か月近くの日数が必要とも言われていますし、途中で断念することになる方も多いようです。愛知県にある知多四国霊場は190kmほどの全行程になりますが、それでも10日前後は必要になってきます。時間と体力の限られている人だけが挑戦できる「歩き遍路」と言えるかもしれません。

 

 

車による巡礼

 

車で巡ることのメリットは、(徒歩と比べると)時間や体力が少なくてすむ、個人のペースで自由に巡ることが出来るといったところかと思います。車を使用すれば、先ほどの四国遍路においても10日前後で巡ることができます。しかも、車で巡ったからといって、功徳が薄れるわけではないというのがありがたいところです。

自宅近くの霊場を巡るのであれば、そのまま自家用車で気軽に出発することもできますし、遠くの霊場に行かれる方は、現地まで電車などの交通手段を使い、そこからレンタカーを活用する方法も一般的です。

 

デメリットを考えるのであれば、自分探しや人としての成長といった面では、歩き遍路と比較するとどうしても劣ってしまうことだと思います。お接待を受ける数も少なくなってしまうと予想されるため、人との触れ合いという機会も少なくなると思います。とは言え、先ほども述べた通り、功徳が薄れるわけではないので、お寺や御朱印が好きといった方や、観光・旅行的な要素を主として巡られるのであれば、効率的な手段だと考えられます。

 

 

バスツアーによる巡礼

 

巡礼地によっては、各旅行会社が多くのバスツアーを行っているというのが巡礼の一つの特徴でもあります。ツアーが組まれるというところからも、巡礼の人気を窺うことができますね。

もちろん、バスツアーにも良い点・悪い点があると考えられます。メリットとしては、効率よく日程が組まれているため札所を次々と巡ることができ、また、宿泊場所や食事の手配などもされているため余分な心配をする必要がないところです。そして見逃せない部分が、バスツアーでは案内人が付くことが多いので、各札所の詳しい説明を聞くことが出来、参拝作法や読経のリードもしてもらえることもある所です。一人で巡る時には知り得ない情報などを知ることができるのは、一番のメリットではないかと考えられます。

 

デメリットとしては、個人の自由に巡ることができないことが挙げられると思います。札所以外に立ち寄りたい名所などがあったとしても諦めることになってしまいます。また、バスツアー客同士の交流をすることはあっても、団体で巡るという性質上、現地の方との交流は希薄とならざるをえないでしょう。そのため、当然お接待を受けることもほとんど無くなってしまうというのは寂しい部分かもしれません。

 

とはいえ、一回で全ての札所を巡る長期間タイプのものから、2・3回に分けて、中には日帰りを数回重ねて満願を目指していくといった短期間タイプのものまで、バスツアーの種類もいろいろと組まれていますので、ある程普度は個人のスタイルに合わせて巡ることも出来るのではないかと思います。

 

以上見てきたように、「徒歩」・「車」・「バスツアー」とそれぞれの、良い点・悪い点がありますので、個人のスタイルや、巡礼を行う目的などに合わせた選択肢を選んでいただくのが一番かと思います。

もちろん、複数の手段で同じ霊場を巡ることで、また違った楽しみ方も出来るのではないかと考えられます。徒歩と車の中間と考えられる、「自転車遍路」という選択肢もあると思いますし、いろいろと組み合わせて巡礼を楽しんでいただければと思います。

 

 

 

巡礼における「札所を巡る順番」は?

 

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移動手段と共に押さえておきたいのが、札所の巡り方です。移動手段をどうするかによっても変わってくるかもしれませんので、セットで組み合わせを考えていくのも良いかもしれません。

 

 

通し打ち?区切り打ち

 

まずは、一回の巡礼だけで連続で全部の札所を巡る「通し打ち」を行うのか、何回かに分けて全部の札所を巡る「区切り打ち」を行うかの選択です。

 

これも、どちらが良いということではなく、個人の目的に合わせて選んでいくことが基本だと思います。ただやはり、巡礼を(特に四国遍路のような長距離となると)最大限に味わうとなると、「徒歩による通し打ち」が一番の醍醐味ではないかと個人的には思います。自分との向き合い方やお接待(人との触れ合い)という点では、他とは比較にならないほどの経験ができる可能性が高いからです。

 

徒歩という手段で考えると、イメージとしては、修行や自分探しを目的とするのであれば「通し打ち」を、健康増進などを目的とするのであれば「区切り打ちといったところではないかと思います。

車やバスツアーでの巡礼でしたら、どちらかにこだわる必要もない気がします。一気に回ってしまう達成感や効率の良さもあると思いますし、周りの観光地なども巡りながら、何回かに分けて巡礼するのも魅力的に感じます。

 

 

順打ち?逆打ち?

 

札所の巡り方においてもう一つのポイントが、一番から順番に巡っていくのか、最後の札所から逆に巡っていくのかということです。

 

基本的には、一番札所から順番に巡っていくことがスタンダードかと思います。古くは、巡礼を「順礼」とも書いていたそうで、やはり順番通りというのが基本なのでしょう。特に初心者の方には、一番から順番に巡っていくことをオススメします。特に距離の長い霊場ともなると、いたるところに案内看板などが出てきますので、それにあわせて進んでいくことが出来るからです。逆打ちとなると、その案内が出ていないことが多いです。他にも、最初の札所の周辺に、巡礼用品などを扱うお店などが多いといった理由からも、初心者はやはり順番に巡っていくのが無難ではないかと思います。

 

ただし、四国遍路に関しては、逆打ちをすることは、順打ちによる巡礼の3回分にも相当するとされているため、2回目以降に挑戦する方にとっては、この逆打ちを魅力的には感じますね。案内が無い分、迷うリスクも高まりますし、少数派となるため他の巡礼者との接触が少なくなることを考えると、確かに単純に3倍の難しさがあるとも考えられますよね。

 

中には、札所の番号にこだわらずに、行きたい札所から巡っていくという「乱れ打ち」という方法もあります。なんだか響きがかっこいいですよね(笑)でも、肩肘はらずに、行きたいところから巡っていくというのも悪くないと思います。最終的に全ての札所を巡り、御朱印をいただくという結果が一緒であれば、巡る順番も移動手段も深く考える必要はないのかもしれませんね。そう考えると、巡礼・遍路という考え方は実に寛容なものであり、いろいろな組み合わせで何度も楽しむことの出来る魅力的なものだなと改めて感じます。

 

 

以上、巡礼における移動方法や、巡る順番について説明させていただきました。個人の目的やスタイル、体力なども踏まえながらいろいろな楽しみ方をしてもらえればと思います。この記事が、これから巡礼を考える・始める方の参考になってくれれば幸いです。